今回は、コロナ対策の参考になるかもしれない・・・ということで黒死病ともいわれるペストのお話です。14世紀のヨーロッパでは、人口の三分の一がこの病気でなくなりました。
何回も繰り返して流行(パンデミック)することになるのですが‥‥。
17世紀、のフランスでペスト(黒死病)が大流行したときのお話です。当時、感染しないで盗みを繰り返す4人の盗賊がいたそうです。その頃は全員が感染して亡くなってしまう家がたくさんあって、それをいいことに泥棒をするわけですが、どうして泥棒たちがペストに感染しなかったのでしょうか???? 実は泥棒たちがペスト(黒死病)を防ぐために秘薬があって、実はそれが現代に伝えられているのです。
この秘薬はクローブ、ローズマリ―、樟脳、ミント、ルー、セージ、シナモン、ニンニク、などを酢に漬け込んで作ったもので、そのお酢を泥棒は体全身に塗ってペスト(黒死病)の感染を防いだそうです。今ならアルコールを使うのですが、まだ消毒になるアルコールが手に入りにくかった時代、お酢は食用のみならず、お酢そのものが薬として使われたばかりでなく、薬草の有効成分を浸出する液体としても使われました。酢は殺菌効果があるので、上記の薬草と相乗効果も考えられます。このお酢は消毒薬として、19世紀の末までフランスの処方箋にも掲載されているので、効果は認められていたと思われます。
簡単にできます。材料も簡単に手に入ります。
材料
・白ワインビネガー150cc
・セージ・ローズマリー・ミント・タイム 小さじ1
・クローブ 2片
上記のものを混ぜて、1週間もすれば出来上がり。
わたくし、ハーブを色々育てているのですが、材料が手に入り次第作ってみます。