院長の小さな旅 今回は地元の不思議紹介です。題して「上本郷の七不思議」。松戸市の上本郷に伝わっている不思議を紹介します。

  1. まずは「二つ井戸」伝説。北松戸駅から旧市立病院に向かう坂の途中にあります。よくこの前をミニバイクで通るのですが、昔ここには井戸が並んで二つあって、どちらかの水が澄んでいると片方の井戸の水は濁っていたそうです。
  2. 次は「大杉の陰影」。上本郷の富士見の松の上本郷駅近くの風早神社には大きな杉の木が立っていたのですが、この杉の木の影は遠く離れている二ツ木の村の田んぼまで伸びていたそうです。その影が当たっていた二ツ木の村は田んぼの実りが悪く、困った二ツ木の村人が風早神社に採れたお米を奉納したところ、それ以来お米の収穫がよくなり毎年お米を奉納していたのですが、あるつぃおコメを奉納するのを忘れたところ、不作となってしまったそうです。この風早神社は、毎日の通勤途中にあります。

    揺るぎの松の石碑の画像です。

    この石碑のところに、幹をなでると大きな松がゆらゆら揺れた「揺るぎの松」があったと言われています。

  3. 「揺るぎの松」北松戸駅前の国道6号線の十字路のそばにある本福寺の伝説です。このお寺の北に樹齢数百年の老いた松が立っていました。この松をなでると不思議にも松がゆらゆら揺れるのだそうです。それでこの松を「ゆるぎの松」と言ったそうですが、残念ながら今は枯れてしまったそうです。

 

今回はここまで、次回は有名な「八百比丘尼」や「切られ地蔵」のことを書きます。