すごいぞ!中華アンプ!!

今回は、院長のオーディオ遍歴アンプのお話です。大学生のころ、クラシック音楽はバッハにはまりまして、ザルスの無伴奏チェロ組曲のレコード(モノラル)を聴いていたのですが、オーディオ好きな友人がやってきて聞かせたところ、「音質が…響きが…。」と訳の分からないことを言い出しまして、ボロクソの評価です。そうなのです、オーディオマニアの連中は「音楽」を聴かないで「音」を聴く連中だということが分かりまして、音楽ファンの自分とは一線を隔てようと思ったのですが‥。

でもやはり、いい音いい響きでレコードを聴きたいものです。今回は時にアンプの遍歴を紹介します。

ステレオコンポのイラスト

一般的なステレオのイラストです。

安物のステレオセットから、それなりのオーディオを買うようになり、記憶にある一番初めのアンプは、オンキョウのアンプです。クラシック音楽に合うと思って購入したのですが、当時はスピーカーが音に一番関係していると思い、アンプはあまり関心がありませんでした。

やがてオンキョウのアンプが壊れ、次に購入したのがヤマハのアンプです。アンプでもこれだけ音が変わるのだと感動したのを覚えています。さすがヤマハ、クラシック音楽向きのアンプのようで、レコードをかけてスピーカーから出てくるピアノや弦の響きが、素晴らしかったのを覚えています。

でもヤマハのアンプはなぜか重量が軽く、音も軽くやがて壊れてしまい。次に購入したのは今はもうなくなってしまった会社ですが、サンスイの重たいアンプです。クラシック音楽以外の人にも人気のアンプでしたが、クラシック音楽にも合う素晴らしいアンプでした。電源部が重たいので全体も重たいのだそうで、このアンプで聴くスピーカーから出てくる弦の響きはすごく透明感があり素晴らしいサウンドでした。厚化粧ではなく、すがすがしい音を楽しんでいました。そのころから時代はレコードからCDに代わっていきましたが、次に購入したアンプもやはりサンスイです。

次回に進みます。